慶應義塾ミュージアム・コモンズで開催した展覧会「さすが!北斎、やるな!!国芳」ー浮世絵のマテリアリティ(2023年5月15日(月)〜7月15日(土))では、慶應義塾が所蔵する高橋誠一郎浮世絵コレクションの公開普及事業の一貫として、膨大なコレクションより葛飾北斎と歌川国芳の作品に焦点をあてました。あわせて、両絵師に関係する未公開の下絵画稿資料をお借りすることができ、あわせて紹介しました。
カタログVolume1は、展覧会の章立てに沿って、豊富な図版とコラムで両絵師の魅力を掲載したカラーのタブロイド版*、Volume2は、下絵画稿資料一括をすべて掲載したモノクロの記録集になっています。
*新聞のように、ページが綴じられていない仕様です。
内容
カタログVolume1
・「さすが!北斎 やるな!!国芳-浮世絵のマテリアリティ」
・「葛飾北斎」作品解説
・「どちらが好き?北斎VS国芳 浮世の絵ぢから比べ」
・「江戸浮世絵のマチエール 版画の質感」
・「歌川国芳」作品解説
・「絵師の筆ヂカラ」
カタログVolume2 北斎と国芳 下絵画稿集
・北斎とその一派
・国芳とその一派、及び幕末歌川派