日本人とカレーの出会いをたどると、福澤諭吉の名前が浮上してきます。1860(万延元)年、福澤諭吉は幕府遣米使節に随行した際、『華英通語』(かえいつうご)という、英語と中国語の辞書を購入し、帰国後、これに訳語と英語の発音を付した『増訂華英通語』を出版しました。その中に「Curry」の語を見出すことができます。カタカナで記された発音は「コルリ」。福澤諭吉がカレーという言葉を日本に初めて紹介したとされています。
「山食」は、1937(昭和12)年に三田キャンパスに誕生しました。高台に位置する三田キャンパスの学生食堂のため、「山上の食堂」を縮めた「山食」という呼称が定着しました。この90年近い歴史を誇る「山食」の看板メニューが、カレーライスです。三田キャンパスを訪ねたら必ず「山食」に寄ってカレーを召し上がるという方も多いのではないでしょうか。
山食では、カレーはルーからすべて手作り、オリジナルの味です。週の初めに1週間分のカレールーを作り、それを毎日継ぎ足ししながら、その日に肉や野菜を炒めて仕上げます。カレーは寝かせると美味しくなりますから、週の後半になると美味しさが熟成されます。この懐かしの味をご家庭で味わっていただけるよう、学生や卒業生間で大評判の「金曜日の味」を再現したレトルト版をご用意いたしました。
2023年4月に、製造工場変更に伴い、山食カレーをリニューアルいたしました。懐かしの味はそのままに、より現在の味に近づけました。
※220g×3箱で1セットとなります(セット販売のみとなります)。
※ご注文数が10セット(1ケース)につき送料750円を頂戴しております。
そのため11セット以上の購入、またはカレー以外の商品を購入の場合、注文数に応じて追加の送料を頂戴しております。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。