※※こちらの商品はお酒です※※
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「智徳」は2020年に開設20年を迎えた慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパスの先端生命科学研究所
(http://www.ttck.keio.ac.jp/) と地元老舗酒蔵のコラボレーションで誕生した最高峰の純米大吟醸です。
伝統的手法の「槽(ふね)掛け・雫どり」で醪(もろみ)を酒袋に入れて滴り落ちた雫だけを集めたお酒から、慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパスの先端生命科学研究所が開発した世界最先端の分析技術を用い、旨味成分であるアミノ酸が多く雑味成分である有機酸が少ないものを選抜して蔵の水にて調整した貴重なお酒です。
先端生命科学研究所から多くの刺激を受け、年々酒質を向上させているという地元老舗酒蔵が、2023年3月、先端生命科学研究所の所長交代にあたり、感謝の気持ちを込めて、「智徳2020 300ml 3本セット」にて限定蔵出しすることになりました。オリジナルの箱入りでお届けいたします。
(ご参考)
https://www.iab.keio.ac.jp/news-events/2023/03031504.html
2020年は、2019年6月の山形県沖地震により大きな被害を受けた地元老舗酒蔵が、「智徳」の醸造を再開した年でもあります。多くの方のご支援により、2020年2月に醸造を再開し、その一部を今日まで大切に冷蔵庫で低温貯蔵していましたが、再度先端生命科学研究所によるメタボローム解析を行った結果、時間の経過とともに雑味に繋がる成分が減少しているという成分の変化が見られました。その味わいは古酒らしさの全く無い、きめ細やかでやわらかく、芳醇な味わいとなっており、これまでの「智徳」にはない円熟の味わいをお楽しみいただけます。
福澤諭吉は酒造について、日本の経験と西洋の科学を融合すべきと考え、「元來醸酒の術は純然たる學問の事にして化學上より研究せざる可らず」と述べています(明治18年12月15日付『時事新報』社説より)。
福澤諭吉は日本酒をこよなく愛し、酒席で塾生たちと大いに議論し近代日本を創造してゆきました。「智徳」はそんな知的で楽しい会席、特に正月やお祝いなど慶事のために、心を込めて造られたお酒です。記念品や贈り物としても最適です。